ENIAC
 砲弾の弾道計算をする目的で第2次大戦中に開発が始まった。この計算機は10進演算を行う加算器、乗算器、除算器が並列動作した巨大計算機であり、様々な科学技術計算に実際に利用された世界最初の電子計算機といえる。
真空管の発熱のため空調設備の整った建物に納められた巨大な代物であったが、比較は出来ないが能力的には現在の電卓以下ともいえよう。このコンピュータの欠点は
 プログラムは配線を変えることでなされたので、問題毎に配線やスイッチを設定し直す手間がかかる。
 メモリー用に真空管を多数使っていたため発熱や玉切れ交換の手間などの問題があった。

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