ノイマン型コンピュータ
 ノイマンは当時アメリカで「数学の難問を解決する最良の方法はノイマンに相談することである。」と云われた程の有名な数学者であった。
彼はENIACの欠点を解決すべく巨大で複雑な回路配線での並列処理を改め、プログラムを命令コードとしてメモリーに書き込んで、それ読み出して逐次実行する方式に簡素化することを提案した。
これが現在も使われているノイマン型コンピュータと呼ばれる方式である。またプロジェクトでは、メモリーに真空管を使った回路をやめ、小型で発熱量の少ない水銀遅延線を使用した。

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